(1) 目的・背景
本プロジェクトは、⻑泉北中学校とその地域の歴史や思い出を深く掘り下げ、文字や写真・映像といった形のある記録(WEBメディアへの記事化)として後世に伝える取り組みです。
同窓会の活動目的である「卒業生間の交流や、母校・地域の歴史を継承すること」に直結し、世代を超えた絆を育むための礎となります。特に、個々の思い出に頼っていた学校・地域の記憶を共有アーカイブとしてWEBメディアにまとめ上げることで、新旧問わず多くの人々が“地域の魅力”や“母校への誇り”を再発見・再確認できると考えています。
(2) 活動内容
- 記事のテーマ(初期候補)
- 制服・バッグ・ジャージなど学校関連用品の変遷
- いつ頃からデザインが変わったのか、なぜ変わったのかなど卒業生の証言や写真を集め、時代ごとの様子をまとめる。
- 地域に根付くお店(駄菓子屋など)の変遷
- 卒業生が通っていた店や、閉店・移転したお店の歴史や当時のエピソードを掘り起こし、地図付きでまとめる。数が多い場合はシリーズ化も想定する。
- 制服・バッグ・ジャージなど学校関連用品の変遷
- 取材・調査の進め方
- 卒業生や在校生へのインタビュー/アンケート
- SNSや同窓会ネットワークを活用し、当時の写真・思い出話を募集。
- 役場への協力依頼
- 広報誌のバックナンバー(当時の地域情報)や過去のゼンリン住宅地図を活用し、時系列の変化を確認。
- 写真や資料のデジタル化
- 卒業生・地域住民から提供いただいた写真や当時の物品を撮影・スキャンし、アーカイブを形成。
- 卒業生や在校生へのインタビュー/アンケート
- WEBメディアでの公開
- 定期的に記事を発表し、SNSでも告知することで多くの人に閲覧・参加を促す。
- 他プロジェクトの成果報告の場としても活用し、同窓会全体の活動を見える化する。
- WEBメディア名は「長泉クロニクル」通称ナガクロとする。
- 期待成果
- 「あの頃はこうだった」と世代を超えて語り合える豊富な資料を残す。
- 在校生や若い卒業生が地域の歩みを学ぶ機会を創出し、同窓会の一体感を高める。
- 他プロジェクトとも連携しつつ、同窓会活動全体の活性化に寄与。
(3) 参加予定メンバー
- 責任者(プロジェクトリーダー): ○○○○(ナガクロ編集長)
- 編集部メンバー:
- 取材・執筆担当(卒業年度や得意分野の異なる同窓生数名)
- サイト運用担当(IT系に明るい有志の正会員・準会員)
- 協力メンバー:
- 在校生(部活動・課外活動での取材協力など)
- 役場の広報担当(広報誌バックナンバーの閲覧・情報提供)
- 地元住民・OB教職員、デザイン・写真撮影が得意な卒業生など
(4) スケジュール
- キックオフ(○年○月)
- コアメンバー選定、編集方針・記事構成の確定
- 役場との連携方法や資料の閲覧方法を確立
- 初期取材・記事制作(○年○月〜○年○月)
- 「制服・バッグ・ジャージの変遷」「よく行ったお店の変遷」など2本のパイロット記事を制作
- 卒業生・在校生からの写真・エピソード収集
- 本格運用・継続取材(○年○月〜1年間)
- 定期的に記事公開(目安:月1本)
- 学校行事や地域イベントのタイミングで追加取材や特集記事企画
- 中間報告(○年○月頃)
- 記事数、サイト閲覧数、アンケート結果などの共有
- 今後の記事テーマや運営改善案の検討
- 長期的展開
- 当面は終了目安を設けず、同窓会公式アーカイブとして継続運営
- 2年に一度の全体同窓会などで成果発表を実施し、さらなる参加者を募る
(5) 予算案
- サーバ・ドメイン費用: 年間 3〜5万円
- ナガクロ専用サイトの維持管理
- 取材関連費: 1〜3万円
- 役場への往来・取材用消耗品・必要に応じた謝礼など
- アンケート・情報収集費: 10万円程度
- LINEを利用し、登録者に対してアンケートや情報の提供を呼びかける
- 制作費・デザイン費: 15万円程度
- サイトデザインやロゴ作成、記事レイアウトの制作費(有志がいれば抑えられる)
- 予備費: 2万円
- 臨時の取材費や展示会等の開催準備費
- 合計概算: 35万円前後
- 町の協働による補助金を想定
- 足りない場合は法人会員からの会費、寄付金、イベント時の募金などで捻出を想定
(6) その他
- リスク・課題
- 運営メンバーの負担集中
→ 初期から複数の編集メンバーを募り、SNSや同窓会HPで協力者を継続的に募集 - 写真・個人情報の取り扱い
→ 掲載許可を得るためのフローを明確化 - 継続性の確保
→ 在校生の部活動や課外活動と連動させ、世代交代しても運営が続けられる体制を構築
- 運営メンバーの負担集中
- 連携先候補
- 役場(広報誌バックナンバー): 昔のイベントや店舗情報、制度改変の記録など一次情報の収集
- 地元企業・法人会員: 資金面や広報協力で連携
- 地域イベント主催者: 地域行事での展示や発表、広報紙への掲載依頼
- 今後の記事案
- 「今どこに住んでる?」卒業生がどれくらい日本全国に散らばっているかを調査。
- 「生徒会長やってた人今何してる?」過去の生徒会長の現在を追え。