役員のお仕事第3弾〜補助金申請編〜
こんにちは!さみどり会広報・SNS担当加藤です。
今回は「役員のお仕事」シリーズ第3弾として、同窓会の資金調達について、具体的には補助金申請の取り組みについてお話しします。
なぜ補助金申請に取り組むことになったのか
さみどり会は、個人からの会費を徴収しないという方針を取っています。これは参加のハードルを下げ、より多くの方に気軽に参加していただくためです。現在までは、支出の発生しない範囲で、役員それぞれの職業上の専門分野を活かしながら運営してきました。しかし活動が本格化してきた今、それもそろそろ限界です。特に、さみどり会の中核プロジェクトとして予定している「長泉歴史の守り人プロジェクト」を立ち上げるためには、ある程度の資金が必要になります。
※現時点の収入は、設立委員会の頃に実施した事業の1つ「早緑祭での卒業アルバム公開」の際に来訪者の方々から募金して頂いた13,970円 と3期生の方々に寄付して頂いた55,200円の計69,710円が全てです。この一部も今回のプロジェクトに活用させて頂く予定です。
目をつけた補助金制度
役員で資金調達について議論した結果、長泉町協働によるまちづくり推進事業補助金に目をつけました。
なぜこの補助金かというと、さみどり会の目的には母校だけではなく「地域」という言葉が入っているからです。また、会員も卒業生に限定せず、北中に関わりのある方全てに解放しています。
このため、補助対象事業に該当する活動ができそうなのです。
さみどり会の理念と事業の整合性
さみどり会の目的の一つに 「母校や地域の歴史の守り人として、その継承・発展に寄与すること」 があります。
これを具現化するために、「長泉クロニクル」という取り組みを元々計画していました。これは長泉北中学校とその地域の歴史や思い出を深く掘り下げ、文字や写真・映像といった形のある記録(WEBメディアへの記事化)として後世に伝える取り組みです。
ということでこの活動案をベースに、補助対象事業に適合するような事業計画を作成しました。
申請する事業内容
申請事業名は「歴史の守り人プロジェクト〜地域コミュニティ活動への新しいアプローチ〜」。
このプロジェクトの本質は、同窓会を起点とした地域コミュニティの活性化です。具体的には:
- 懐かしさを共有する場づくり
- 世代を超えた交流の促進
- 参加者のやりがいと充実感の創出
- 地域への愛着を深める活動の実践
これをWEBメディア「長泉クロニクル」として実現し、「個人の記憶」を「みんなの財産」に変える取り組みを行います。
6つの活動テーマで展開:
- 「ここに〇〇あったよね」「写真の記憶を辿る」「青春の記録」
- 「学校生活の記憶」「北中クロニクル」「卒業生インタビュー」
補助対象事業としては:
- 地域の教育支援を推進する事業(在校生への郷土学習支援など)
- 伝統、文化、特産品等の地域資源を活用し、地域の活性化を図る事業(歴史的資源のデジタル化など)
に該当しそうです。
事業概要書の完成
申請に際し「歴史の守り人プロジェクト〜地域コミュニティ活動への新しいアプローチ〜」の事業概要の資料を作成しました。
下記に掲載しますので、是非読んでみてください。
新しい挑戦への決意
従来の同窓会組織では考えられないような取り組みかもしれませんが、これもさみどり会が目指す「従来の同窓会の古臭いイメージを一新し、新しいツールも積極的に取り入れていく」スタンスの表れです。
補助金制度を活用することで、より充実した活動を展開し、地域への貢献も果たしていきたいと考えています。
皆さんへのお願い
この補助金が採択されれば、いよいよ長泉クロニクルが本格始動します!採択されなくてもなんとかします!!
でも、このプロジェクトの主役は私たち役員ではありません。会員の皆さん一人ひとりの記憶や体験談こそが、この取り組みのキモです。
「あの頃、学校の近くにあったお店」「部活動での思い出」「制服やジャージの変遷」「先生方との楽しいエピソード」...
どんな小さなことでも構いません。皆さんが持っている記憶や写真が、未来の長泉町にとって貴重な財産になります。活動開始の際にはLINEにて必要な情報の提供を呼びかけますので、その際は是非ご協力お願いします。
それと、今回も資料を作成しましたが、さみどり会は設立後間もないので他にも作るべき資料がたくさんあります。資料作りの得意な方でご協力頂けそうな方はぜひLINEにてご連絡ください。
まとめ
さみどり会設立から約1ヶ月。設立委員会の開始からすると約1年経過しました。会費を取らない同窓会という挑戦的な運営を掲げ、なんとか設立にこぎつけましたが、ついに本格的な活動資金を確保する道筋が見えてきました。
この補助金申請も、「従来の同窓会の古臭いイメージを一新する」というさみどり会の理念を体現した取り組みの一つです。単なる資金調達ではなく、地域に貢献し、会員同士のつながりを深める意味のある活動への投資だと考えています。
申請結果がどうなるかはまだ分かりませんが、この挑戦そのものが、さみどり会らしい新しい同窓会の形を示していると思います。
進捗については引き続き報告していきますので、温かく見守っていただければ幸いです。そして採択された際には、ぜひ皆さんの記憶や体験談をお聞かせください!